犬のアレルギー性皮膚炎とは?ワンちゃんもアトピーになるの?

みなさんは犬もアトピーになると思いますか?

少なからず、みなさんの愛犬が皮膚を痒がっている時に真っ先に
「アトピーかもしれない!」
と疑う人はほとんどいないと思います。

 

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しかし、犬ももちろんアトピーになってしまうことがあります。
 
しかもこのアトピーに頭を悩ませる飼い主さんは
決して少なくありません。
 

そこでここではそんなアトピーをはじめとする
犬のアレルギー性皮膚炎について詳しくみていきたいと思います(^^)
 
では、早速アレルギー性皮膚炎とはどんなものなのかみていきましょう!
 

犬にみられるアレルギー性皮膚炎とは?

dog_arerugi01Originaled update by : Karolina Nowak

そもそもアレルギーとはどんなものかご存知ですか?
 

犬でも人間でも、
普通体の外から何か異物(アレルゲン)が入ってくると
身を守ろうとして体は防御反応(免疫反応)を起こします。

 
しかし、この反応が過剰に起こってしまうことがあり、
この状態をアレルギーと呼んでいます。

 
アレルギー性皮膚炎はその中でも
皮膚にアレルギー反応がでてしまうものなのですが、
いくつか種類があります。
 

その中でも特に犬でよくみられるものには

  • ノミアレルギー
  • 食物アレルギー
  • 接触性皮膚炎
  • アトピー性皮膚炎

 
などがあります。

 
ここではその中でも特に相談が多い、
アトピー性皮膚炎と食物アレルギーについて
詳しくみていきたいと思います(^^)

 
では、早速アトピー性皮膚炎からみていきましょう♪

犬アトピー性皮膚炎の主な原因とは?

 

アトピーを引き起こす原因は実にさまざまで、

  • 花粉
  • ハウスダスト
  • ダニ
  • たばこの煙
  • カビ

 
などがあります。
 

また、アトピーは遺伝的要因が強く

  • 柴犬
  • ウエストハイランドホワイトテリア
  • シーズー
  • ヨークシャーテリア
  • ゴールデンレトリバー

 
などの犬種がアトピーになりやすいともいわれています。

 
さらに、体質も大きな要因となっていて、
生まれつき皮膚が弱い(=皮膚のバリア機能が弱い)
皮膚の表面からアレルゲンが体に入り込みやすくなり、
アトピーを引き起こしやすくなってしまいます(*_*)
 

では、皮膚炎になってしまった場合、
アトピーかどうか自宅で判断することはできるのでしょうか?
 

正直、それはかなり難しいと思います(^_^;)
 

というのも、実は獣医師もアトピーを診断するためには
いろいろ試行錯誤しなければならないからです。

 
では、実際動物病院ではどのように診断をするのでしょうか。
 

まずは臨床症状と病歴(発症年齢や発症時の痒みの有無、
ステロイド剤への反応など)を確認し、
診断基準(2010年にFavrotらが発表した論文にのっている
診断基準が最新のものとされている)に当てはめ、
アトピーの疑いがあるかどうか判断します。

 
さらに細菌感染や真菌感染、ダニの寄生、
食物アレルギーなど他の皮膚病がないかどうか
皮膚の検査や血液検査をして確認します。

 
獣医師はこれらを総合的にみて、
アトピーかどうかの判断をくださなければなりません。

 
一見簡単そうに思われるかもしれませんが、
細菌が見つかったからこれは細菌感染!
というような決定的証拠があるわけではないので、
診断をくだすまで慎重にならなくてはなりません。

 
そしてアトピーの一番厄介な点は生涯にわたって
病気と付き合っていかなければならないというところです。

 
アトピーの治療法は大きく3つに分けることができます。

1. アレルゲンを取り除く

これは治療の基本中の基本です。
 
アレルギーはアレルゲンに過剰反応した結果なのですから、
アレルギーを引き起こさないような環境作りが非常に大切です。
 

とはいうものの、
アレルゲンは身の回りにあふれかえっているため、
完全に取り除くことは非常に難しいでしょう。

 
なので、部屋の中やよく使うおもちゃや布団などは
こまめに掃除する、空気清浄器を利用する、
散歩中草むらに入らないようにするなど
極力アレルゲンに触れないように気を付けるようにしましょう。
 

2. 皮膚のバリア機能回復

皮膚のバリア機能が弱いのは体質なんでしょ!?
無茶言わないで!!
という声が聞こえてきそうですが、
実はバリア機能を回復させることは不可能ではありません!

 
バリア機能の回復に必要不可欠なこと、それは“保湿”です。

 
というのも、皮膚の乾燥がバリア機能低下につながっているからです。

 
特に“セラミド”という保水成分を補うことで
バリア機能が回復するといわれており、
セラミドが配合されたシャンプー剤や保湿剤、
サプリメントなどの使用が効果的だといわれています。
 

3. 薬による管理

アトピー治療に使われる薬は数種類あります。
 
ステロイド剤やシクロスポリン、インターフェロンなどを使用し、
炎症を抑えたり体質の改善を図ります。
 
また、最近では“減感作療法”といって
アレルゲンを薄くしたものを少しずつ投与し、
アレルギー反応を減らしていくという治療法も普及してきています。
 
これらをうまく組み合わせ、皮膚の状態をみながら
薬の量を増やしたり減らしたりしていきます。
 
では、食物アレルギーも同じなのでしょうか?
 

食べ物によるアレルギー性皮膚炎もある?

dog_arerugi02Originaled update by : 陳 ポーハン

食物アレルギーは私たちにもかなり馴染みがある病気だと思いますが、
犬も例外ではありません。
 

食物アレルギーは食べ物に含まれるタンパク質が
アレルゲンとなって引き起こされます。
 

アレルゲンは個体ごとに異なりますが、
肉類や乳製品、小麦などに対して起こることが多いようです。
 

もし食物アレルギーを起こしてしまうと
 

  • 季節に関係なく年中痒がる
  • 口、目の周り、お腹、背中、足先などを特に痒がる
  • 便が軟らかくなる

 
などの症状があらわれます。

 
特に、フードを変えてから症状が出るようになった、
ということであれば

 
食物アレルギーの可能性が非常に高いといえるでしょう。

 
では、これら臨床症状などから食物アレルギーが疑われた場合、
病院ではどのように検査をするのでしょうか?

 

まずは皮膚の検査や血液検査などを行い、
細菌感染や真菌の感染、ダニの寄生などがないか、
アトピーではないかを確認し、他の皮膚病の除外診断をします。
 

その結果食物アレルギーが疑われた場合、
除去食試験」というものを行います
(除外診断と並行して行ったり、先にこの方法を試すこともあります)。
 

これはアレルギーを引き起こしている可能性がある
アレルゲンの入っていない食餌のみを食べ、
症状が改善するかどうかを確認する方法です。
 

食物アレルギーの治療法は実にシンプルで、
食餌をアレルゲンを含まないもの、
あるいはアレルギーを引き起こしにくいタンパク質を含むものに変更します。
 

食餌の種類は獣医師から指定があるので、
それだけを与えるようにしましょう。

 
もちろん、おやつや人間食を与えることはリスクを伴います。

 
どうしてもおやつを与えたい場合はアレルギー用のおやつもあるので、
動物病院で相談してみてくださいね(^^)
 

まとめ

いかがでしたか?
 
人の場合だと赤ちゃんの食事はすごく気を遣いますが、
まさか犬にも食事アレルギーがあったなんて、
ちょっとフード選びが怖くなっちゃいますよね(-“-)
 

もし心配な方はフードの種類を変えるときは
少量ずつ混ぜていってだんだん比率を増やしていく方法を
とることをおすすめします♪
 

しかし、どんなに注意していても病気はつきものです。
何かおかしいと思ったらすぐに動物病院を受診するようにしましょう(^^)

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