Q&A:飼っている犬が喉に詰まったような咳をするようになりました。|質問と獣医師による回答

飼っているチワワがおかしな咳をするようになったというご相談です。

どうやら、コンコンというような人間の咳とは違い、
のどに何かが詰まったような引っかかったものを取るためにするような特徴のある咳の様です。

これに対して、獣医師はどのような回答をしているのでしょうか?

 

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質問:飼っている犬がおかしな咳をするようになりました。

 

飼い犬のチワワが時折、喉に何か詰まったような、
つまったものを出そうとするような、咳のようなものをします。

咳といっても「コンコン」ではなくなんだかおかしな咳なのです。

「カカカカッ」「ガッ」「ガーガー」というような感じのものが多くて、
毎回びっくりしてしまいます。

これは何か病気なのでしょうか?

また、テンションが高くはしゃいだ後などに
特によくする気がするのですが、何か理由はあるのでしょうか?

 

回答:犬が咳をする原因はいくつかあります。

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Original update by:Stuart Richards

 

犬が日常的に咳をするというのは、やはり正常な状態ではありません。

人で咳というと真っ先に風邪が思い浮かぶかもしれませんが、
犬の場合風邪という病気はありません。

何らかの病気や症状が存在すると考えられます。
犬が咳をする原因は以下の様に以下のようにいくつかあるのです。

 

気管虚脱

気管虚脱とは気管がなんらかの理由で変形してしまい、
呼吸すると気管が潰れてうまく呼吸することができなくなってしまう病気です。

チワワやトイプードル、マルチーズなどの犬種によくみられ、
「ガーガー」というガチョウの声のような咳を特徴とします。

また、この病気は興奮すると咳が悪化する傾向にあることから、
今回の場合この気管虚脱である可能性が非常に高いと思います。

一度変形してしまった気管はもう元に戻すことができないため、
症状がひどくなる前に早急に動物病院を受診して治療を始めることをおすすめします。

 

 

ケンネルコフ

ケンネルコフはいわゆる犬の風邪で、特に免疫力の低い子犬や老犬によくみられます。

のどに何か詰まったような苦しそうな咳をし、重度になると鼻水や目やにがでたり、
食欲が落ちたり肺炎を起こしてしまうこともあります。

質問者様のワンちゃんの年齢はわかりませんが、
ケンネルコフも興奮すると悪化する傾向にあることからこの病気の可能性も十分あります。

症状が重くなってくると最悪の場合死に至ることもあるため、
やはり早急に動物病院を受診することをおすすめします。

 

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心臓病

心臓病は特に高齢の犬によくみられ、チワワなどの小型犬に多くみられます。
一口に心臓病といってもさまざまなものがありますが、特に“僧房弁不全症”が多くみられます。

この病気になると何かが喉にひっかかったような苦しそうな咳がみられ、
その他にも運動を嫌がったり、ひどい場合には突然失神してしまうこともあります。

心臓病の場合も興奮した時に咳が悪化するため、ワンちゃんが7歳以上のシニアであるならば
心臓病の可能性も高いと思います。心臓病は進行性の病気なので、早期発見・早期治療が非常に大切です。

 

いずれの病気にしても、早急に診断をして適切な治療をする必要があります。
咳は犬のQOLなどの生活の質を著しく下げ、ひどい場合は死に至ることもあります。

たかが咳、と思わずすぐに動物病院を受診しましょう。

 

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