Q&A:猫があまりにも寝ないのですが病気なのでしょうか?|質問と獣医師による回答

猫はよく寝る動物だといわれています。

もちろん、個体差はあるかと思いますが、
もしも飼い猫があまりにも寝ないタイプの猫ちゃんの場合は注意が必要です。

猫が睡眠をとらなくなるような病気という物も存在するのです。

今回、飼い猫があまり寝ていないようだと心配されたご家族からご相談がありました。
しかし、寝ないというだけのため、獣医師に相談するのを躊躇されているようなのです。

この点について、獣医師に詳しく説明してもらいましたので、ぜひ参考にしてください。

 

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質問:うちの猫はあまり寝ないのですが何かの病気でしょうか?

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Original update by: Ella Mullins

 

猫はしょっちゅう寝ているものと思っていましたが、
うちの猫はあまり寝ている様子がありません。

こんなことを病院で聞くのはちょっと恥ずかしいので、
何か情報がないか調べています。

元気はあるようなのですがやはり心配です。何かの病気でしょうか?

 

 

 

 

回答:猫が寝ないという症状のある病気は実際に存在します。

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飼い猫ちゃんが寝ないというご相談、
動物病院ではなかなかしにくい相談ですよね。

実際、猫が睡眠をとらなくなるような症状のある病気というのは存在します。

いくつかありますので、順にお話ししていきますね。

 

 

甲状腺機能亢進症

まず、元気があって(むしろ最近活発になった)あまり寝ない、
となると「甲状腺機能亢進症」が疑われます。

甲状腺からはサイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)という2種類の甲状腺ホルモンが分泌されているのですが、この病気になるとこれらホルモンが過剰に産生・分泌され、さまざまな症状を引き起こします。

 

主な症状は

・食欲が旺盛なのに痩せてくる
・活動性の亢進(これが不眠につながっている可能性が高い)
・多飲多尿
・嘔吐
・下痢
・被毛の変化(もつれや脱毛など)
・虚弱、元気がなくなる

 

などで、高齢での発症が多いため、痩せたり元気がなくなっているのは
年のせいだと勘違いしてしまう場合もあるため注意が必要です。

また、他の病気を併発している可能性もあるので、
まずは動物病院で血液検査を受けることをおすすめします。

 

 

猫の痴呆症

もう一つ考えなければならないのが痴呆です。

日中も夜中も寝ない、となると話は別ですが、昼は寝るのに夜に寝ない
いわゆる昼夜逆転が起こっていたり夜に徘徊をしているとなると痴呆が疑われます。

 

痴呆になるとその他にも

・呼びかけに反応しない
・夜鳴きや無駄吠えが多い
・食欲が旺盛なのに痩せてくる
・一方方向にしか進めない
・同じ場所をくるくる回る
・トイレを失敗してしまう
・寝ている時間が増えた
・飼い主を認識できない

 

などの症状がみられるため、いくつかあてはまる症状がある場合には動物病院に相談されることをおすすめします。

 

 

ストレスによる不眠

また、病気ではありませんが、ストレスで寝ないということも考えられます。

猫は非常に警戒心が強い動物なので、周りに人間がいると落ち着かない、
安心できないなどの理由から人間が同じ空間にいると寝ないこともあります。

ストレスが原因であれば飼い主が見ていないところで寝ているため、それ自体に問題はありません。

しかし、ストレスが長期間かかると別の病気を発症してしまうことがあるので、
猫が安心してくつろげるスペースを確保するなどの工夫をしてあげましょう。

 

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まとめ

猫が寝ないという症状だけでは、病気と断定することはできません。

それぞれ、病気の場合他にも症状がありますので、
思い当たる場合は遠慮なく獣医師に相談することをお勧めいたします。

もちろん、他の症状を見落としている場合もありますので、
うちのこあまり寝ないな・・と感じたら、恥ずかしがらずに相談するとよいですね。

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