Q&A:犬が水飲まないのは病気?一日に飲む適切量とは?|質問と獣医師による回答

人間も犬も、水分の接種は必要なものですが、何らかの原因で犬が水を飲まなくなったり、普段から飲む量が少ないという場合があります。

今回は、あまり水を飲まないワンちゃんの様子を心配された飼い主さんからの質問になります。

 

犬があまり水を飲まない場合には、どのような原因が考えられるのでしょうか?

また、ワンちゃんの体にはどのような影響が考えられるのでしょうか?

獣医師の見解をまとめてみました。

 

Q.飼い犬があまり水を飲まないのですが大丈夫なのでしょうか?

Original update by : Robert Cross

 

我が家の犬はあまり水を飲みません。

実際にはどれくらい飲んでいるのかはわからないのですが、ほとんど飲んでいる様子を見かけないので心配です。

これは何かの病気なのでしょうか?

また、普通1日にどれくらい水を飲むものなのでしょうか。

 

 

回答:病気が原因とは限らないが注意は必要です

まず、犬は1日に1㎏当たり40~60mlの水分量を必要とします。

あくまで目安なので多少の誤差は問題ありませんが、これよりも極端に少ない場合には注意が必要です。

 

では、水を飲む量が減る原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

冬になり寒くなってくると運動量が減り、あまり水分を必要としなくなるために水を飲む量は当然いつもよりも少なくなります。

また、人間と同じように、食べるものからも水分を摂取しているのですが、ドライフードの水分量は約7%、ウェットフードの水分量は約70%ほどなので、食餌をウェットフードに変更したり、おやつで与えていればこちらも当然水を飲む量は減ります。

 

そして高齢の場合には代謝が落ちたり、動くのが億劫になったり、寝ている時間が多くなるため、どうしても水を飲む量は減ってしまいます。

これらの場合は決して病的なものではありませんので、元気や食欲等がいつもと変わらないようであれば病院を受診する必要はありません。

 

しかし、関節炎や椎間板ヘルニア、ケガや骨折等で首を下げることができなくなったり、水を飲む場所へ行けなくなってしまうと水を飲みたくても飲めないという状況になってしまいます。

首を痛がっている場合には水が飲みやすくなるよう少し高さのある台の上に乗せ、あまり首を下げないでも水を飲めるようにしてあげましょう。

足や腰が痛くて動けない場合には寝床の近くに水飲み場を作ってあげたり、飼い主さんが水を持って行って意識的に飲ませてあげると良いでしょう。

 

水を飲まないことが原因で病気になる場合もあります

ここまで読んでみると「大した病気じゃなさそうだから心配いらないわ」と思われるかもしれませんが、水を飲む量が減ると困ってしまうのが“病気を引き起こしてしまう”というところなんです。

 

水を飲む量が減ってしまうと

  • 腎臓病
  • 尿路結石
  • 膀胱炎
  • 皮膚病

などの様々な病気を引き起こしてしまうため、水をあまり飲まない場合には注意が必要です。

 

犬が水を飲まない場合の対策はあるのか?

では、こうならないためにはどうしたら良いのでしょうか?

まずは基本的なことですが、水はなるべく新鮮なものを用意します。

水飲み場は一か所よりも複数個所用意しておくとなお良いでしょう。

 

それでも変わらない場合には水ににおいや味をつける、フードをぬるま湯でふやかすという方法もあります。

他には、フードに野菜の煮汁や野菜、犬用スープやウェットフードをトッピングする、水を入れる容器や場所を変えるなどの工夫をして、少しでも水分を多く取れるようにしてあげましょう。

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