犬の血液型の種類は?性格は変わる?
あんた本当にA型ー!?
なんでA型なのにこんなにおおざっぱなの!?!?
実家に帰るといつも母親からこんな小言を言われてしまいます(^_^;)
みなさんも
A型=几帳面、B型=自己中心的、 O型=おおらか、AB型=2面性をもつ
という風に血液型によって性格を分けてしまうことありませんか?
そういえば犬も血液型によって性格が違うのかな?
そもそも血液型ってあるんだっけ??という疑問が・・・。
ということで今回は意外と知らなかった犬の血液型について調べてみました♪
まずは血液型の種類からみていきましょう!
犬の血液型って何種類あるの?人間と同じ?
犬の血液型は人間のようなABO方式ではありません!
実は犬の場合もっと複雑な仕組みをしています(汗)
犬の血液型はDEA方式とよばれる血液型分類が国際基準になっています。
(゚∇゚ ;)エッ!?
あまり聞きなれない言葉ですね(^_^;)
DEAとは犬赤血球抗原(Dog Erythrocyte Antigens)の略で、
8種類あり、それぞれ+なのか-なのか
(つまり抗原を持っているかいないか)で血液型が決まります(^^)
実際は
DEA 1.2 (+)or(-)
DEA 3 (+)or(-)
DEA 4 (+)or(-)
DEA 5 (+)or(-)
DEA 6 (+)or(-)
DEA 7 (+)or(-)
DEA 8 (+)or(-)
と分類されます
(DEA 1.3がある、もっと多い、という説もありますが、
広く認められているわけではありません)。
もう1つ人間と違う点は「複数の血液型を持つ」ということです。
つまり、
「〇〇ちゃんの血液型はDEA 1.1(-)、DEA 1.2(-)、DEA 1.3(+)・・・ですね!」
というようなとっても複雑な血液型になるんです(@_@;)
8種類というのはあくまでDEAの数であって、
実際の犬の血液型の種類は13種類以上あるといわれています(>_<)
Orignal update by : Soggydan Benenovitch
では、犬にも血液型があると聞いて気になるのが
“血液型で性格が変わるのかどうか”ですよね(^^)
次はそんな疑問にお答えします♪
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血液型で性格って変わるの?
残念ながら答えは「No」です(>_<) 期待していた方はすみません・・・(汗)
犬の性格はどちらかというと犬種や環境、しつけなどによって
左右されるので、そういった意味ではあまり血液型は気にしなくて
すみそうですね♪
なーんだ、じゃあ血液型検査してもつまらなーい!! なんて
思わないでくださいね(>_<)
次は犬の血液型検査が必要かどうかについてお話していきます♪
犬の血液型検査はするべき?知っておくメリットとは?
では、どんな時に血液検査が役に立つのでしょうか。
犬の血液検査が重要な役目を果たすときというのは何らかの形で
輸血を行う時です(@_@;)
しかもその中でもDEA 1.1が+か-か重要になってきます。
これは人間のRH(+)とRH(-)の関係によく似ていて、2回目以降の
輸血の時に起こる急性溶血反応という副反応(いわゆる拒絶反応です)を
起こしてしまうからです。
こういったことから輸血を行う前には必ずDEA 1.1の有無を
判定する血液検査が行われます。
簡易キットを使えば5分くらいでDEA1.1の判定ができるので、
健康なうちに検査しておけばいざというときあわてずにすみますし、
あらかじめドナーを探しておくことができますよ(^^)
ちなみに、このドナー探しが一番大変だったりします(+_+)
残念ながら犬には献血システムや血液バンクはありません(>_<)
現状では各病院で供血犬を飼育していたり、患者さんなどに
お願いをして血液をいただいたりしています。
病院によっては供血犬の登録をすると無料で血液型判定を行ってくれる
ところもあるので、若い大型犬を飼っている方はぜひ積極的に
登録をしてみてください!
<輸血犬ユキの活躍>
http://youtu.be/MSnwbOFipGU
まとめ
いかがでしたか?
今まであまり気にしたことはなかったけど、血液バンクがないなら
早めに手を打っておいた方がよさそうですよね(@_@;)
血液型で性格が変わらないのはちょっと残念ですが、
かわいいわが子に万が一何かあった時の為に血液検査を
しておくといいかもしれませんね(*^^)v


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