犬の皮膚の黒い斑点はなに?病気?日焼け?
うちの犬のピンクの肌に、何と黒い斑点を発見!
どうしちゃったの!?
ホクロじゃないね?
日焼けとか・・・もしかして何かの病気にかかっちゃった?
愛犬の皮膚に出来た黒い斑点。
原因と症状を調べていきましょう!
犬の皮膚の黒い斑点で考えられる原因は?どんな症状があるの?
さて、いきなり愛犬に出来た黒い斑点。
原因と症状は?
まず、考えられるのは色素沈着ですが、これは多くの場合老犬に表れます。
子犬や若い犬なら可能性は低いと考えていいでしょう。
これが一番心配がなくてホッとしちゃえるんですけどね^^;
うちは飼ったばかりで子犬だし~・・・となると、どんな原因があり、何か他に症状が出てくるのでしょうか?
・皮膚メラノーマ
・かさぶた
・ホルモンバランス
膿痂疹(のうかしん)=膿皮症(のうひしょう)という病気がひとつ挙げられます。
もし、3~4ヶ月頃の幼犬が罹りやすいので、もし迎えて間もない子犬、ということでしたら、この病気の可能性を考えて下さい。
皮膚感染症で、原因はブドウ球菌です。
この病気と診断が出たら、他に何かアレルギーなどの疾患がないかを調べてもらいましょう。アレルギーがあると再発を繰り返す可能性がより高くなります。
逆に言葉だけ聞くと恐ろしい病気で、皮膚がんの皮膚メラノーマもあります。
ただ、犬の場合、口腔内メラノーマが悪性の可能性が高いのに対し、皮膚メラノーマは悪性は少なく、9割近くは良性と言われていますので、医師の的確な診断を受ければ、そう悲観的に心配する必要はありませんよ。
また、単純にかさぶただけだったり、ということも少なくありません。
これは紛らわしくて分かりにくいですね。
そして、去勢や避妊をしていない犬の場合、ホルモンバランスで皮膚の一部が黒く変色した事例も見受けられます。
どちらにしろ、皮膚の状態も犬の健康バロメーターの一つですからよく観察して、異常を感じたら動物病院で診察を受けましょう!
さて、黒い斑点、どう治療していけばいいでしょう?
また、対策方法についても見て行きましょう!
Original update by: imp98
治療法や対策は?
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メラノーマの可能性を除外するために、まず細胞診を行います。
ほとんどは内科的に投薬、場合によっては外科手術を受けることになります。
アレルギーによって黒い斑点が出る場合もありますので、その場合長期にわたってのアレルギー治療となりますね。
ホルモンバランスによる斑点のケースは、やはり去勢や避妊手術をするか、手術予定がなければ様子を見るしかないでしょう。
稀にですが、夏場に皮脂が溜まって黒くなっている犬もいます。
その場合にはシャンプーを変えてみる必要も出てきます。
膿皮症の場合も薬用シャンプーを使って予防、対策することになります。
病気で黒くなっている場合、合併症の危険、その可能性はあるのでしょうか?
それを考えていきましょう。
合併症の可能性があるの?
膿皮症は重篤ではありませんが、他の皮膚病との合併症を起こす危険性があり、再発を繰り返して完治しにくくなります。
この場合や血液検査、場合によっては病理検査も必要となります。
メラノーマの場合、先に書いた通り、皮膚メラノーマはほとんどが良性といっていいのですが、ごく僅かに残る可能性の悪性の場合、肺などへの転移が合併症といえるでしょう。異変に気付いたら、すぐに医師の診察を受け、早期発見に努めるようにしましょう(><
まとめ
さて、犬の皮膚に出来た黒い斑点についてまとめてみました。
犬の艶々した皮膚に、気づいたら黒い斑点。
やっぱりびっくりしてしまいますね。
本当に何でもない、笑い飛ばせるケースから、腫瘍に発展しているケースまで様々で、黒い斑点だけ、と簡単に見過ごすには、やっぱり犬もちゃんと生きている、複雑な体を持つ大切な家族ということを念頭に置いて一緒に暮らしていきましょう。
何でもなければそれが一番安心、病気が関わっていたらすぐに治療に取り組む、それが愛犬を守る飼い主さんの役目です。
愛犬を大切な家族として、これからもずっと見守っていきましょうね!


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