犬の咳は心臓病のせい?原因と治療法は?
みなさんは犬の咳を聞いたことがありますか?
「犬も咳をするの!?」
と驚いた方もいるかもしれませんが、
もちろん犬も咳をします(^_^;)
ここでは意外と知られていない
咳について詳しくみていきます(^^)/
それでは、早速咳の原因からみていきましょう!
犬の咳の原因は?
一口に“咳”といっても
その原因は実にさまざまです(>_<)
その中でも犬の咳の原因で特に多いのが、
・心臓病
・ケンネルコフ
・フィラリア症
・気管虚脱
などがあります。
今回はその中でも小型の高齢犬によく見られる
心臓病について詳しくみていきたいと思います(^^)/
では、早速心臓病の症状からみていきましょう!
犬の心臓病の症状は?
心臓病の中でも特に犬で多くみられるものが
「僧房弁閉鎖不全症」です。
初期症状はほとんどないため、
見逃されてしまうこともしばしばあります(*_*)
症状が軽いうちは
- 元気がない
- 食欲の低下
- 疲れやすい
などがみられ、症状が進むと
- 運動を嫌がる
- 発咳
- 失神
などがみられるようになります(;O;)
最初のうちは老化現象と区別がつきにくいので
発見がなかなか難しそうですね(>_<)
Orignal update by : Paul B
次に心臓病になった場合の治療法をみていきましょう。
犬の心臓病の治療法は?
治療法には内科療法と外科療法がありますが、
ほとんどの場合で内科療法が選択されます。
というのも外科療法、
すなわち外科手術を行うことのできる病院は今のところ非常に少なく
(大学病院とほんの一部の動物病院でしかできません)、
麻酔のリスクや費用面も大きく影響しているからです。
内科療法を選択した場合には、
まず血管拡張薬や利尿薬を服用することによって
心臓にかかる負担を減らします。
また、心臓病用の療法食を与えることもありますが、
これは治療の補助的な役割を果たします。
内科療法を行う際に
注意したいことが2点あります。
それは、
「内服薬で心臓病は治せない」
「一度治療を始めたら一生涯続けなければならない」
ということです。
残念ながら内服薬は
あくまで進行を遅らせるための治療です。
とはいえ、治療を続けていれば
症状をコントロールでき、寿命を延ばすことも可能です。
心臓病だからと諦めず、
愛犬のためにしっかり治療を続けていきましょう(^^)/
Orignal up date by : Josh
では、心臓病は予防することができるのでしょうか?
気になるその予防法をみていきましょう!
犬の心臓病の予防は?
はっきりとした原因はわかっていないのですが、
塩分を控えたり肥満を予防することで
心臓への負担が軽減されるといわれています。
そして何よりも大切なことは
「早期発見・早期治療」です。
症状のところでもお話しましたが、
初期症状がほとんどないため
見過ごされてしまうことがあります。
特に中高齢犬で多くみられるので、
7歳を過ぎたら少なくとも1年に1回は
健康診断を受けるようにしましょう(^^)/
まとめ
いかがでしたか?
“たかが咳”と思っていたかもしれませんが、
その裏にはいろいろな原因が隠れていたんですね(>_<)
特に心臓病は犬の死因の中でも
上位を占めるほどよく見られる病気です。
もし愛犬が咳をしていたら、
一刻も早く動物病院を受診するようにしましょう(^^)


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