猫の平均体重はどれくらい?肥満対策はコレ!
あれ・・?うちの猫、太りすぎ!?Σ(゚д゚lll)ガーン
最近、うちの猫のお腹がぽっちゃりしてきたような。
あっ!脂肪が厚すぎて肋骨に触れない!
これは結構やばい・・・?((((;゚Д゚))))ガクブル
はい、そんな方に猫の肥満についてよく知ってもらうべく、
今回は肥満が原因の病気や肥満の対策について
お教えしようと思います。
飼い猫の命に関わりますので、
しっかりと勉強してくださいね!ヽ(`Д´)ノ
猫の平均体重はどれくらい?
Original update by: Bev Sykes
まずは、猫の平均体重を確認してみましょう。
年齢によってもその平均は変わりますので、
年齢ごとに表にまとめてみました。
年齢 | 体重 |
---|---|
生まれたばかり | 約100~120g |
1週間 | 約200~250g |
2週間 | 約250~300g |
3週間 | 約300~400g |
1ヶ月 | 約400~500g |
2ヶ月 | 約950~1000g |
3ヶ月 | 約1~1.5kg |
6ヶ月 | 約2.5~3kg |
9ヶ月 | 約3~3.5kg |
1年 | 約3.5~4.5kg |
猫の体重は、年齢が1歳を越えてからは、
ほとんど変わらないのが理想です。
よって1歳以降の猫の平均体重は
3.5kg~4.5kgだということになります。
どこからがデブ猫?肥満予防とダイエット
体重が平均の4.5kgを越えたら、という判断方法もありますが、
実は猫の種類によってある程度の差があるのです。
よって、まずは猫の見た目で判断してみましょう。
判断する場所は「お腹周り」。
人間と同じく、ここにお肉が付きやすいのです。
ではどんなお肉の付き方なら標準体型、
太り気味、肥満と判断できるのか、簡単にまとめてみました。
猫の体型を判断するには、
② 真横から肋骨が確認できるから
③ 上から見て腰にくびれがあるか
という3つのポイントが重要です。
―標準体型の猫―
脂肪はうっすらと付いてはいるものの・・・
② 真横から見ても、肋骨は確認できませんが、
③ 上からみると腰にある程度のくびれがあります。
Original update by: Takashi Hososhima
―太り気味の猫―
標準体型の猫よりも厚い脂肪がついており、
② 真横からみても、肋骨は確認できない状態です。
③ 上から見て腰のくびれもほとんどありません。
Original update by: Thomas Matthews
―肥満の猫―
脂肪がかなり厚く、
① 肋骨に触れることが出来ません。
② 真横から見ても、肋骨が確認できません。
③ 上から見てみても、腰のくびれがありません。
④ お尻も丸くなっています。
Original update by: Petra Spiess
判断基準は分かって頂けたでしょうか?
参考になる写真も載せてみましたが、肥満の猫は・・・
はい、言うまでもなくデブ猫と言ってしまっても良いかも知れません。
(飼い主さん、ゴメンナサイm(_ _)m)
しかし、こんなに太ってしまうと、
見た目だけの問題ではなく、健康にも悪影響を及ぼします。
次に、肥満がもたらす病気についてお話したいと思います。
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猫の肥満が引き起こすリスクとは?
人間と同じように、
猫も肥満になると次のような様々な病気になってしまいます。
今回は代表的な4つの病気についてご紹介します。
体重が増えると、心臓に負担を掛けます。
なぜなら、重い体を動かすためには、
たくさんの酸素を体中に行き届ける必要があるからです。
心臓に負担をかけてしまうと、
心筋症をはじめとする様々な心臓病を引き起こします。
工ェェェェ(゚Д゚)ェェェェェ工
肥満になると肺などの臓器にも負担を掛けます。
呼吸器が脂肪で圧迫されてしまうからです。
肥満になると、血中コレステロール値が高くなります。
その血中コレステロールが高まると、
体の組織に脂肪がくっつきます。
肝臓に脂肪が付いてしまうと、脂肪肝になります。
その結果、肝硬変になり肝臓がんにまで悪化する可能性もあります。
食べすぎが原因で肥満になった場合、
膵臓に大きな負担を掛けている場合があります。
すると、インスリンの分泌が異常になり、
糖尿病になってしまう危険性が高まります。
猫の肥満対策は?
では、飼い猫が肥満にならないために、
あるいは既に肥満の場合など、
体重を減らすために何をしたら良いのかご説明しましょう。
ポイントは以下の3つです。
まず、肥満にならないためには小さいうちから
食事を適量だけあげましょう。
量や餌のタイプによってカロリーをコントロールしましょう。
小さいうちから適量を与えておくと、その適量で満足してくれます。
今まで餌をあげすぎていたという方は、
少しずつ量を減らしていきましょう。
急に餌を大きく減らすと、
猫にストレスを与えてしまいますので、
「少しずつ」がポイントです。
メインの餌以外のおやつやご褒美も
なるべく与えないようにしましょう。
また、猫の餌にはあまり知られていない危険もあります。
知らずに市販のキャットフードを与えている飼い主様もいるので、
獣医師が語るおすすめのキャットフードも参考にしてみてください。
ねこじゃらしなどを使って、飼い猫に運動をさせましょう。
猫の機嫌次第では難しいですが、
飼い主自身も楽しんで遊べるよう工夫してください。
昔、自分の体重を測り続けるだけで痩せる
というダイエットが流行りましたね。
自分の体重を可視化することで危機感を持たせることが狙いです。
体重を把握することで、
食べるものに気をつけようという意識が芽生えます。
猫も同じことで、猫の体重を定期的に測ることで、
飼い猫の体重管理に意識が向くようになりますよ。
まとめ
いかがでしたか?
あまり飼い猫の体型について考えたことがない方は、
まず今回説明したように、ボディチェックをしてみてください。
太りすぎていたら要注意です!
カロリーコントロールと、適度な運動、
そして定期的な体重測定を行ってくださいね。
猫は自分では体重を管理できません。
飼い猫の健康は飼い主であるあなたに委ねられているのです。


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