犬の白内障の原因は?予防は出来る?
みなさんは犬が白内障になっている姿を
見かけたことはありますか?
犬の白内障はそれほど珍しい病気ではないため、
遭遇したことがある人は多いのではないでしょうか。
人間の白内障といえば
高齢の方に多く見られるイメージが強いですが、
果たして犬でも同じなのでしょうか?
ここではそんな気になる犬の白内障の原因や初期症状、
予防方法から治療法までみていきたいと思います!
では早速その原因からみていきましょう(^^)/
犬の白内障の原因は?
Orignal update by : Eva Thompson
犬の白内障の原因については諸説ありますが、その多くは
・遺伝
・糖尿病
などによって起こるといわれています(>_<)
こうして見てみると
人の白内障とあまり変わらないのがわかりますね(^_^;)
その中でも、犬は加齢によるものが多くみられます。
では、白内障になると
どのような初期症状がみられるようになるのでしょうか?
犬の白内障の初期症状は?
目の構造はよくカメラに例えられるのですが、
白内障とは「水晶体」と呼ばれる
カメラのレンズのような組織が白く濁る病気です。
しかし、初期の白内障であれば症状はほとんどありません(^^)
というのも、初期の白内障では
この水晶体のごく一部にわずかな濁りが生じているだけなので、
肉眼では濁りをほとんど観察することができません。
そのため、視覚に影響は出ず、
他の病気を併発することもほとんどありません!
では、犬の白内障に予防方法はあるのでしょうか?
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犬の白内障の予防方法はコレ!
白内障の予防のカギは“活性酸素”です。
活性酸素とは、簡単にいうと
「物質を酸化させる酸素」
です。
ちょっとわかりにくいですが、
活性酸素はさまざまな病気を引き起こします。
実は白内障もその一つで、
活性酸素によって細胞が破壊されることによって起こります。
そこで白内障を予防するためには、
・体内に発生した活性酵素を減らす
ことが大切です。
そんなこと言われても具体的にどうすれば良いのよ!?!?
という声が聞こえてきそうですが、具体的には
・抗酸化作用のあるサプリメントの摂取
の2つをおすすめします!
実は、紫外線を浴びると
体の水分と反応して活性酸素を作り出します。
目や皮膚は特に紫外線を浴びやすいため、
活性酸素の攻撃を受けやすくなっています。
人間だったらサングラスや帽子、
日焼け止めなどさまざまな紫外線対策がありますが、
犬の紫外線対策はあまり一般的ではありません(>_<)
一番効果的な紫外線対策は
「紫外線が強い時間帯に外に出ない」
ということです。
また、直射日光を浴びる窓際も危険なので注意しましょう!
抗酸化作用のあるサプリメントは
動物病院で手に入れることができるので、
白内障になっていないかのチェックも合わせて行いましょう♪
では、万が一白内障になってしまった場合には
どのような治療を行うのでしょうか?
犬の白内障の治療方法は?
Orignal update by : Darrol
白内障の治療には外科療法と内科療法がありますが、
加齢による白内障の場合は無治療のことがしばしばあります。
早期に発見できれば進行を遅らせる目薬による
薬物療法を行うこともあるのですが、
あくまで進行を遅らせるための治療になります。
また、外科的に人工レンズを入れる方法もあるのですが、
・術後の管理が大変
・再発をする可能性がある
という理由からあまり行われません。
まとめ
いかがでしたか?
人では白内障手術=短時間で終わるもの、というイメージですが、
犬の白内障手術は全身麻酔をかけて
2時間くらいかかるくらい大がかりなものになります(;O;)
しかも予防が難しいとなると
かなり肩を落としてしまいがちですが、
犬は視覚が奪われてしまっても嗅覚や聴覚、記憶などで
まるで目が見えているかのような行動をすることができます(^^)
なので白内障に関わらず、
もし愛犬の目が見えなくなってしまったら、
家具の配置やお散歩コースは変えないであげてくださいね!


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