犬の熱中症の対策は?クーラーで予防出来る?
あたたかくなってくるとニュースでも度々見かける
“熱中症”という言葉。
犬たちにとっても実は他人事ではないということを
ご存知でしょうか?
どんなに注意をしていても
夏になると必ず熱中症の犬が動物病院に運ばれてきます。
あなたの熱中症に対する知識は本当に正しいものですか?
これから夏を迎えるにあたって、愛犬と楽しい夏を過ごせるよう
もう一度熱中症に対する知識をたたきこんでおきましょう♪
まずは熱中症の症状からみていきましょう(^^)
犬の熱中症の症状は?
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犬が熱中症になった時は、
どのような点に気を付けてみるとよいのでしょうか?
犬が熱中症になるとまず
・“ハッハッハッ”という浅くて速い呼吸(パンティング)
・よだれ
・ぐったりしている
などの症状がみられるようになります。
続いて
・下痢
などの症状がみられるようになります。
さらに症状が進行すると、
・けいれん発作
・ショック
などの重い症状がみられるようになり、
そのまま放置すると死に至ることもあります。
人間とあまり変わりませんが、
初期症状がただ暑いだけなのか、熱中症の症状なのか
区別がつきにくいこともあるかもしれません。
どちらにせよ、犬にとっては
あまり快適な環境にいるとはいえないでしょう。
そこで、熱中症にならないための6つの予防対策をご紹介します(^^)
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犬の熱中症の6つの予防対策はコレ!
室外飼育の場合でも室内飼育の場合でも、
風通しのいい場所を確保しましょう。
室内飼育で風通しが悪い場合はクーラーをつけるようにしましょう。
設定温度は私たち人間が快適に過ごせる温度でかまいません。
直接クーラーの風が当たることを嫌がる場合があるので、
風向きや風量を調整してあげると良いかもしれません(^^)
人間同様、犬も夏場は水分補給が非常に大切です。
いつでも水分を補給できるようにしておき、
お散歩やお出かけ時も水分補給を忘れずに♪
夏場は日中のお散歩は控えましょう。
直射日光やアスファルトからの照り返しだけでなく、
道路が熱くなり手足を火傷してしまうこともあります。
陽が落ちてからの夕方~夜にお散歩をする人もいますが、
日中に温められたアスファルトは夜になっても
まだ熱いことがあります。
可能であれば朝方のお散歩を心掛けましょう♪
家でのお留守番や車でのお留守番は要注意です!
エアコンを切った状態や日陰のない空間での留守番は
短時間であっても危険です。
車内での留守番は控え、家で留守番をさせる際には
必ずクーラーを付けたままにしておきましょう!
冷却効果のあるマットやバンダナ、
洋服なども熱中症対策として有効です。
ただし、中には嫌がったりすることもあるので、
お気に入りのものを見つけてあげましょう。
Orignal update by : praline3001
これだけ予防をしていれば
まず熱中症にかかることはないと思いますが、
万が一熱中症にかかってしまった時は
どのような治療法を行うのでしょうか?
熱中症にかかった時の治療法は?
熱中症にかかると多くの場合体温が高くなっているため、
まずは冷水で直接体を冷やす処置を行い、
保冷剤や氷を脇や首に当ててさらに冷やします。
愛犬が熱中症になってしまった時、
すぐに動物病院に連れて行けない場合などには
自宅でも同じ処置をしてあげると良いでしょう。
ただし、保冷剤や氷を当てる際は、
直接ではなくタオルなどで巻いてから当てるようにしましょうね(^^)
ある程度体温が下がったら
脱水を改善させるための点滴を行います。
重症の場合はICUに入り、温度と湿度の管理を行い、
同時に酸素吸入を行います。
重度になればなるほど回復までに時間がかかり、
命を落とす危険も高くなるので、
早期発見・早期治療がとても大切になります。
まとめ
いかがでしたか?
犬は私たちのように全身で汗をかけないため、
非常に熱中症になりやすい動物です。
私たちよりも体温が高く、厚い毛皮で体が覆われているため、
人間以上に気を遣ってあげなければなりません。
命に危険を及ぼすこともある非常に恐ろしい病気なので、
上記のような症状がみられたら
すぐに動物病院を受診するようにしましょう(^^)/


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