犬の円形脱毛の原因はストレス?2つの対策はコレ!
「えー!?なにこれ!?!?犬にも円形脱毛ってあるの!?!?」
愛犬に円形の脱毛を見つけた飼い主さんは
必ずといっていいほど同じように驚きます(>_<)
人間の円形脱毛は誰もが知っているといっても過言ではありませんが、
実は犬にも円形脱毛があるということをご存知ですか?
犬は皮膚病が多いため、
脱毛自体に違和感を覚える飼い主さんは少ないものの、
きれいに丸い形で毛が抜けていたら驚くのも無理はないかもしれません(^_^;)
人間の円形脱毛と言えばやはりストレスからくるものですが、
果たして犬ではどうなのでしょうか?
ここでは気になる円形脱毛の原因や対処法、
ストレスサインについて詳しくみていきたいと思います(^^)
では、まず脱毛の位置で原因が違うのか?という疑問にお答えします♪
早速みていきましょう!
脱毛の位置で原因が違う?
人ではもちろん円形脱毛といえば髪の毛ですよね?
犬は全身が毛で覆われているため、さまざまな場所にあらわれます。
ストレスなどの心因性の脱毛の場合は、
決まった場所は特にないためあらゆる場所にあらわれるのですが、
一部の脱毛は特定の部分にあらわれます。
例えば、鼻の頭がハゲてしまうことがよくあるのですが、
ケージに入ることがある犬の場合鼻をケージにこすりつけ、
物理的に毛が抜けてしまっていることがあります。
また、尻尾の毛が抜ける場合はアロペシアXやクッシング症候群が、
耳の毛が抜ける場合にはパターン脱毛が疑われます。
脱毛は場所だけでなく、どう脱毛しているかも重要です。
例えば、左右対称に脱毛が見られる場合は
ホルモンの病気が疑われます。
また、全身性に脱毛している場合は
細菌や真菌(カビ)などの感染症が疑われます。
犬の円形脱毛の原因は?
Original update by : garyt70
脱毛の原因はさまざまですが、
円形脱毛の場合はストレスや真菌(カビ)感染、
アレルギーによるものが大半を占めます。
真菌感染やアレルギーによる円形脱毛は
痒みや発疹などの皮膚症状があらわれ、
二次的に脱毛するのが特徴で、
皮膚の検査や血液検査である程度原因を特定することが可能です。
しかし、ストレスによる円形脱毛はストレスから、
同じ場所を過剰に舐めてしまったりすることで脱毛し、
二次的に皮膚症状があらわれます。
私たち人間は人間関係や家庭環境、
寝不足などあらゆるストレスを抱えていますが、
いったい犬はどんなことにストレスを感じるのでしょうか?
あまりピンとこないかもしれませんが、
実は犬は私たちが思ってる以上にナイーブな動物です。
もちろん個体差はありますが、
「え?そんなことで?」
というくらい些細なことにもストレスを感じることがあります。
ほんの一例ですが、
- 引っ越しをした
- 家の近くで工事が始まった
- 留守番が多くor長くなった
- 芳香剤の種類が変わった
- 家族構成が変わった
- 同居動物が増えたor減った
- 散歩コースが変わった
などが挙げられます。
特に愛犬が好きな事や好きな人(動物)、
好きな物に起こる変化に大きなストレスを抱えがちです。
円形脱毛が出来た時の対処法はコレ!
ストレスによる円形脱毛の場合、最も良い治療法は
「ストレスの元を無くす」
ということです。
一見簡単そうに見えますが、引っ越しや工事、家族構成の変化など、
ストレスの元をどうすることもできない、というケースは少なくありません。
こういったケースの場合には、愛犬に
「安心感を与える」
ということがとても大切です。
- できるだけ家族がそばにいてあげる
- 体や頭を沢山撫でてあげる
- 落ち着ける静かな場所を作る
- 遊びや散歩で気を紛らわす
など、簡単にできることも沢山あるので、
愛犬の性格を考え愛犬が何に安心感をおぼえるのか考えてみましょう。
それでも改善されない場合は
動物病院で精神安定剤が処方してもらえるので、
一度相談してみるといいかもしれません。
犬のストレスのサインはコレ!
犬がストレスを感じた時、行動や体にさまざまな変化が起こります。
- 尻尾を追いかけグルグル回る
- 同じ行動を繰り返す
- 自傷行動(尻尾を噛むなど)
- 足先などを舐め壊す
- 落ち着きがなくなる
- 脱毛
- 問題行動(無駄吠え、トイレの失敗など)
- 呼吸が“ハッハッ”と速くなる
- 空気を食べるような行動
など、挙げればきりがないほどたくさんのサインがあります。
<犬が尻尾を追いかけ噛んで遊んでる映像!ストレスが原因⁈>
もちろん、どのサインが出るかはわかりません。
日ごろから愛犬の様子や行動をよく観察し、
普段と違う行動をとっていないかチェックするようにしましょう(^^)/
まとめ
いかがでしたか?
「犬って能天気よね~」
なんて言ってた方!
考え方がちょっと変わったのでは!?!?
あまり神経質になりすぎる必要はありませんが、
犬にとっても人間にとっても快適な環境で過ごせるといいですね♪


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