猫も結膜炎になるって本当?猫の目に現れる症状や治療方法とは?
飼い猫の目が充血していてしょっちゅう目をこすっている。
結膜炎を起こしたのではと心配(><)
猫の目に人間用の目薬を差すわけにもいかないし…
どうすればいいのかな?(・_・?)
猫ちゃんでも意外なことに結膜炎にかかってしまう事があります。
そんな時、どう対処すればいいのか分からないことばかりで悩みますよね。
今回はこれらの猫の結膜炎について、原因や症状、対処法などについてまとめてみました。
ぜひ参考にして下さいね。
猫の目に結膜炎が起きる原因と主な症状は?
人間でも、ふとした時に結膜炎を起こすことがありますが、
猫ちゃんも同じく結膜炎にかかることがあります。
気が付いたときにはもう目が充血してこすっていたりするなど、
何が原因で結膜炎になったのかわからないことって多いですよね?
そもそも、猫の目に結膜炎が起きる原因は何なのでしょうか?(・_・?)
猫の目に結膜炎が起きる原因の多くは、ヘルペスウイルスなどによるウイルス感染だといいます。
他にも、アレルギーやゴミやほこりなどが目に入った事などが原因となる事もあります。
また、猫風邪によっても結膜炎を起こしてしまう場合があります。
他には、角膜炎やドライアイ、流涙症、緑内障などの眼病や
副鼻腔炎などの病気と併発する形で、結膜炎を起こしてしまう場合もあるようです。
結膜炎にかかると、目をかゆそうにこする姿がよく見られるようになります。
これは、人間と同じように結膜炎を起こすと、
目にごろごろとした違和感やかゆみ、痛みを感じるためです。
前足で目をこすろうとしたり、床や壁に目をこすりつける姿も見られます。
白目も充血し、目やにや涙が増えるのも特徴です。
痒みや違和感から、瞬きが増えたり目をしょぼつかせることもあるでしょう。
上記の症状に該当があるような場合は、やはり結膜炎である可能性が高いです。
もしも、これらの症状がある場合は、獣医師に必ず見せてくださいね。
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猫の目を外敵から守る方法とは?
結膜炎にならないよう、猫の目を守ってあげるには、どうすればいいのでしょうか?(・_・?)
猫の目を異物・ウイルス・細菌などの外敵から守る具体的な方法をいくつか挙げていきましょう。
まずは、普段から目に異常がないか日々チェックしたり、気にかけてあげる事が大切です。
また、ウイルス感染による結膜炎を防ぐためにも、
定期的にワクチン接種をすることも大切です。
すでにウイルス感染をしている場合は今後再発の可能性があるので、定期的に行うことが重要です。
ワクチンには様々な種類がありますが、より多くの病気を予防できる
7種混合ワクチンがオススメです♪
外に出ると、ほこりやゴミなどが目に入りやすい環境になりやすいので、
心配な時は室内飼いを徹底するとよいでしょう。
他には、猫から猫への感染を予防する意味で、
他の猫を触ったあとは手や衣服をよく消毒するという防止策もあります。
病院で診てもらい、猫の治療方針を決める!
Original update by : 写真AC
結膜炎にかかっている可能性がある場合は、しっかりと獣医師に診せて、
適切な治療を受けることが大切になりますよね。
診察の結果、猫ちゃんの症状が結膜炎と診断された場合は、その治療方針を決めていきます。
猫の結膜炎の治療方法としては、主に以下のようなものがあります。
病院では診察の際に目の周辺を洗浄し清潔に保ってから、点眼治療をします。
もし、眼球周辺の被毛が目に入って炎症を引き起こしている場合は、
目の周辺の毛をカットするような処置も行います。
症状を抑えて改善していくために、点眼薬・眼軟膏・抗生剤など
原因や症状に応じたものが処方されますので、1日数回の点眼で治療をしていきます。
猫がどうしても目をこすってしまうような場合の予防策として
エリザベスカラーをする場合もありますが、これ自体は治療ではありません。
これらの猫の結膜炎の治療方法の中で私たちが主にすべきことは、
医師の指示通りに通院することと目薬をさしてあげることの2つになります。
では最後に、猫ちゃんの結膜炎用の目薬の差し方についてご紹介します♪
結膜炎用の目薬、どうやって猫に差す?
結膜炎の治療のためには点眼治療は欠かせません。
しかし、猫ちゃんの目に目薬を差すとなると、なかなか大変ですよね(。>0<。)
結膜炎用の目薬は、どうやって猫ちゃんに差してあげたらいいのでしょうか?(・_・?)
では、病院で結膜炎と診断され目薬が処方されたときの目薬の差し方を挙げていきます。
基本の手順に猫ちゃんに合わせて以下の工夫を織り交ぜながら、
上手に差せるよう頑張りましょう(*^-°)v
猫ちゃんに目薬を差す手順は以下の通り。
- 左手であごを支えて、顔を上に向かせる
- 右手で目薬を持ち、目の真上から目薬を差す
- 目薬を差したあと、まぶたを軽くおさえて薬を全体に広げる
どうしても目を閉じてしまうときは、まぶたを上に引いてあげましょう。
目薬が上手く差せないときは、目の上の方の部分に差してから
目を閉じてあふれた分を拭き取るといいです。
どうしても嫌がるときは、目薬が視界に入らないように頭の後ろから持っていき、
頭の後ろ側から素早く差すとうまくいきますよ。
それでも逃げられてしまう場合は、猫が眠たいときに狙って差すと良いでしょう。
結膜炎が治るまで通院と点眼を行い、治ったら予防を徹底して、
猫ちゃんの可愛い目を守っていきましょう♪
まとめ
いかがでしたか?
猫の目に結膜炎が起きてしまった時は、点眼治療が必要になりますので、
必ず獣医師の診察を受けてください。
目薬が好きな猫ちゃんは少ないかと思いますので、
大変ですが医師の指示を守って点眼治療を続けてあげましょうね。


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