定期的な犬の耳かきケアは必要?自宅でできる耳掃除方法は?
「ねえねえ、犬の耳かきケアって家でやってる?なんか怖くて家でできなくて(;O;)」
最近犬を飼い始めた友人からこんな相談を受けました。
ん?犬に耳掃除って必要なの?
みなさんは自宅で耳かきケアを行ったことがありますか?
やろうとしたことはあるけど・・・という方も少なくない耳かきケア。
そもそも定期的にケアをする必要ってあるのでしょうか?
ここでは犬の耳の構造から自宅での耳掃除方法まで、
詳しくみていきたいと思います(^^)/
では、早速犬の耳の構造からみていきましょう♪
犬の耳の仕組みはどうなっているの?
Original updated by : Tony Alter
さて、犬の耳の構造はどのようになっているのでしょうか?
犬の耳は大きく
- 外耳
- 中耳
- 内耳
に分けることができます。
その中でも人間と大きく構造が異なる部分が外耳です。
外耳は耳介から鼓膜までを指しますが、
その中でも外耳道(耳の入り口から鼓膜まで)という部分が
人間はまっすぐなのですが、犬はL字型をしています。
そのため耳の中は風通しが悪く、湿度が上がりやすくなっています(-“-)
また、垂れ耳の犬種や耳の中に毛が密集している犬種では
さらに湿度が上がりやすくなっているため、犬は外耳炎になりやすいと言われています(><)
では、外耳炎にならないためには動物病院でケアをする必要があるのでしょうか?
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動物病院での定期的な犬の耳かきケアは必要?
通常犬の耳の中の汚れは自然にはがれ、首を振って耳の外に汚れを出しています。
過去に外耳炎になったことがなく、
かつ耳垢が出ていないようであれば耳かきケアをする必要はありません(^^)/
しかし、
- 垂れ耳の犬種(ダックスフンド、ゴールデンレトリバー、ビーグルなど)
- 耳の中に毛が密集している犬種(トイプードル、シーズーなど)
- 過去に外耳炎になったことがある場合
などには定期的な耳かきケアが必要になります(*_*)
ただし、1点だけ注意してほしいことがあります。
犬の耳の中はかなりデリケートです。
耳かきケアのやり方を間違ったり嫌がっているところを無理やりやってしまうと
耳の中を傷つけてしまったりしてしまいます。
綿棒を使用してケアをすると耳垢を耳の奥に押し込んでしまうことがあります(-“-)
そのため、やり方がわからない場合や犬が嫌がる場合などには
迷わず動物病院でケアをしてもらいましょう☆
通常耳かきケアの頻度は週1~2回程度で十分ですが、
毎週動物病院に通うのは難しいですよね(;O;)
そこで自宅でもできるケアの方法を教えちゃいます(^^)/
自宅でもできる耳掃除やお手入れの方法は?
Original updated by : Jelly Dude
いぬの耳のお手入れのために、毎回動物病院へ行くのは大変ですよね。
そこで、自宅ででもできる耳掃除の方法をお教えいたしましょう。
まずはお手入れをする前に耳の中をチェックします。
耳垢は多くないか、耳の中から異臭がしないか、
耳の中は赤くないかなどを確認しましょう!
耳の中のチェックは日ごろから行うようにして、
いつもと違うようならすでに外耳炎になっている可能性があります。
その時は耳掃除をせずにそのまますぐに動物病院を受診してください(> <)
動物病院では耳垢の検査があるので、
必ず耳掃除をしていない状態で連れていってくださいね☆
そして耳の中に異常がなければいよいよ耳掃除です☆
まずは耳の中に洗浄液を数滴垂らします。
※洗浄液は種類がたくさんあるので、動物病院で必ず指示を仰いでくださいね(^^)
洗浄液を垂らしたら耳の根元のコリコリした部分を
親指と人差し指で挟んでマッサージします。
この時うまくマッサージできていると
“クチュクチュ”と音が鳴るので確認してみてください☆
マッサージが終わったら手を離して首をブルブル振らせて洗浄液を耳の外に出します。
自然に耳を振ることがほとんどですが、振らなかった場合は
耳の中に息をふきかけると振ってくれるので試してみてください(^^)
最後にコットンで耳のふちを拭き取れば耳掃除はおしまいです☆
前項でも少しお話しましたが、耳掃除のやり方を間違えてしまうと
かえって外耳炎になりやすくなってしまいます(*_*)
うまくできない場合には月に1回でもいいので
無理せず動物病院でケアをしてもらいましょう(^^)
また、耳の中に毛が密集している犬種では耳の中の毛を抜く必要があるのですが、
自宅で抜くのは難しいので、月に1回程度で良いので動物病院でケアしてもらいましょう☆
まとめ
いかがでしたか?
耳のケアは文章で見ると簡単に感じますが、
実際やってみると実はとても大変です(-“-)
というのも普段はおりこうさんでも
家でおとなしく耳掃除をさせてくれる子って実はあまりいないんです・・・(笑)
そうなるとお互いにストレスが溜まってしまうので、
ぜひ動物病院を頼ってみてください☆


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