犬のうれションやビビりションのしつけや対策はある?
友達がお家に遊びに来たら愛犬が興奮しておしっこをジャー・・・なんて経験ありませんか?
犬が大好きな人なら笑ってやりすごしてくれるかもしれませんが、飼い主としては冷や汗ものですよね(^_^.)
ここではそんな「うれション」や「ビビりション」についていろいろとみていきたいと思います☆
それでは早速なぜこれらが起こってしまうのかを見ていきましょう!
愛犬のうれションやビビりションはなぜ起こる?
Original update by : Glen Bowman
犬はもともと群れをなして生活をしていたことから、犬社会はピラミッド型の上下関係がはっきりしている社会だということをご存じでしょうか。
犬たちは様々な行動をとって上下関係をつけながら生活をしていたのですが、実はおしっこを漏らすというのもその一つでした、
下位の犬が上の犬の前でおもらしをすることで「自分はあなたより下ですよ」とアピールをしていたのです。
うれションはその行動の名残と言われていて、
飼い主の前でおもらしをする=服従
を意味します(^^)
子犬の時は特にうれションをしてしまうことが多いのですが、これは排泄器官が未発達で興奮すると筋肉が緩むことでおもらしをしてしまいます(^_^.)
また、母犬に対して甘えを表現する時にもおもらしをするのですが、これは飼い主さんに対する親愛の気持ちの表れだといえます(^^)
ところで、うれションは興奮している時やうれしい時にしてしまうという特徴があるのですが、それとは対照的に恐怖心や不安などからおしっこを漏らしてしまうことがあり、その行為を「ビビりション」と呼びます。
ビビりションはおしっこをすることで自分のにおいを残したり嗅いだりすることで安心感を得るためにするといわれています。
では、このビビりションはどのような対策をとったら良いのでしょうか?
犬のビビりションに効果的なしつけと対策とは
子犬の場合は大きくなるにつれ自然に治ることもありますが、成犬になっても治らないことがあります。
これは性格的な要素が強いため、完全に治すことは至難の業です。
ただし、回数を減らすことはできるのであまり肩を落とさないでください(>_<)
まず心がけてほしいことは、おしっこをしてしまっても決して怒らない、ということです。
怖くて怖くておしっこをしているのに怒ってしまったら逆効果ですからね(^_^.)
それをふまえたうえで、愛犬は何に対して恐怖心や不安を抱いているのか考えてみます。
もちろん、取り除くことができる要因であるならば取り除いてあげましょう。
そしてビビりションをしてしまうようなシチュエーションになってしまったら、声をかけたり撫でてあげたりして愛犬の気持ちを落ち着かせてあげます。
それでもどうしても要因を取り除けない(ex.引っ越し、病院など)場合などにはマナーおむつを履かせたりマナーバンドをすることをおすすめします☆
これは根本的な解決にはなりませんが、衛生面や他人の目が気になる場合にとても役に立ちます(^^)
さて、ここでちょっと疑問なのですが、うれションやビビりションは病気とどう見分ければ良いのでしょうか?
病気と見分けるためのポイントとは?
Original update by : rosepettal28
一番わかりやすい見分け方は「感情に伴うものか」どうかです!
おもらしをしてしまう病気はいろいろありますが、病気の時は寝ているときや歩いている時などにもおしっこが漏れてしまうことが多いのですが、うれションやビビりションは興奮した時や不安な時など、特定のシチュエーションや感情と共におしっこを漏らしてしまいます。
とはいってもなかなか区別がつきにくいこともあるので、あまりひどいようならまずは動物病院を受診しておしっこの検査をしてもらいましょう(^^)
また、心的不安が大きい場合には精神安定剤の服用、という選択肢もあるので、その場合も動物病院を受診してみてください☆
まとめ
いかがでしたか?
服従や親愛と言われると悪い気はしませんが、興奮するたびにうれションをされては困ってしまいますよね(^_^.)
これも個性!と受け止めて、うまく対策をとりながら上手に付き合っていけるとよいですね☆


コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。