猫の鼻くその上手な取り方は?病気との関係はある?
この前うちの猫ったら、鼻にすっごい大きい鼻くそつけてたのよー(*_*)
今まであんまり気にしたことなかったけど、何か病気の兆候だったりするのかな?
近所の方と大好きな猫トークをしていたらこんな話になりました(^_^;)
みなさんのお家の猫ちゃんの鼻の中って、のぞいたことはありますか?
ここでは知ってるようで知らない
“鼻くそ”や“鼻水”について詳しくみていきたいと思います(^^)/
それでは早速みていきましょう!
猫の鼻くそが多いのは病気なの?
Original update by : impermeableazul
猫の鼻くそが多いからといって、必ずしも病気とは限りません。
私たちと一緒で、生理的に鼻くそが出ることは少なくありません(^_^;)
特に猫は私たちより地面に近いところで生活しているため、
土や埃といった汚れを吸い込みやすいことが容易に想像できます。
茶色~黒色のカサカサした乾いた鼻くそで、
目やにや鼻水、くしゃみ、食欲不振などの症状がなく元気であれば、
特に心配することはありません!
では、病気によって鼻くそが増えることもあるのでしょうか?
病気が原因で増える鼻くそとは?
もちろん、病気で鼻くそが増えることもあります。
鼻くそ、というよりも鼻水が増える病気、と言った方が正しいかもしれません。
具体的には
・猫風邪
・クリプトコッカス症
・副鼻腔炎
・鼻腔内腫瘍
などが挙げられます。
猫風邪は主にヘルペスウイルスやカリシウイルス、クラミジアなどが原因で起こります。
鼻水や目やに、くしゃみといったいわゆる風邪のような症状がみられるようになります。
鼻水の量が多く鼻が塞がってしまうと呼吸がしずらくなったり、
食欲が落ちてしまうこともあり、最悪死に至ることもある怖い病気です。
子猫や老猫など、免疫力の低い猫がなりやすく、
伝染力が強く、くしゃみによって猫同士感染してしまいます。
クリプトコッカス症はクリプトコッカスというカビ(真菌)が原因で起こります。
クリプトコッカス症は膿性の鼻水やくしゃみ、食欲低下、顔面(特に鼻や目の周り)に
肉芽腫の形成、神経症状などがみられます。
ただしクリプトコッカスに感染しても通常は症状を引き起こさない日和見感染症なので、
子猫や老猫、病気で免疫力が低下した時にしか症状は現れません。
副鼻腔炎は鼻炎が慢性化し悪化したもので、細菌やウイルス感染が原因で起こります。
膿性鼻汁や血の混じった鼻汁、くしゃみ、口呼吸、食欲低下などの症状がみられます。
鼻腔内腫瘍ができると鼻汁、くしゃみ、鼻出血などの症状がみられます。
腫瘍が大きくなると顔が変形してしまうこともあります。
いずれにしても、
鼻水以外の症状があること、膿性や血の混じった鼻水であることなどが共通してみられます。
もしこれらの症状があるようならば、すぐに動物病院を受診するようにしましょう(*_*)
では、病気ではない場合、家でどのように鼻を掃除すれば良いのでしょうか?
猫の鼻水や鼻くその取り方のコツ
Original update by : Wendy
指でカリカリ取ってしまう人も多いようですが、鼻の粘膜はデリケートなので
もう少し鼻に優しい方法でやってあげると良いかもしれません(^_^.)
やり方はとっても簡単!
ティッシュやコットンをぬるま湯で濡らしてふき取るだけ!
この時あまり奥までやらなくても大丈夫です♪
綿棒を使った方がきれいに取れそうですが、余計に鼻くそを奥に押し込んでしまったり、
掃除中に猫が暴れて鼻の中を傷つけてしまうこともあるので、
できれば使わない方が良いでしょう(-“-)
生理的な鼻くそであれば「気づいたときに掃除する」程度で問題ありませんが、
病気で鼻水が沢山出ている場合にはこまめにふき取るようにしてあげましょう。
というのも猫は匂いを頼りに食事をするため、鼻が詰まって匂いを嗅ぐことができなくなると
ごはんを食べなくなり、命をおびやかす危険があるからです。
あまり神経質になる必要はありませんが、
気づいたときにこまめに取ってあげるようにしましょう☆
まとめ
いかがでしたか?
普段あまり気にすることがなかった人も、
つい鼻の中をのぞきたくなったのではないでしょうか(^^)
鼻は猫にとって大事な健康のパラメーターでもあります。
これからはちょっと気にしながら鼻を観察してみてくださいね♪


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