犬が誤って保冷剤を飲み込んでしまった場合はどうする?
飼い犬の熱中症対策に保冷剤を使おうかな。
でも、飲みこんでしまうという事例が心配…(T△T)
気温が上がる夏、熱くて仕方ないのは飼っている犬も同じです。
飼っている方としても、家を空ける時には心配になりますよね。
そこで飼い犬に保冷剤を買ってあげようと考える人も少なくないでしょう。
保冷剤なら手軽に飼い犬の暑さ対策ができそうですよね。
しかし保冷剤による誤飲事件も発生していると聞くとちょっとためらいます。
ここでは飼い犬が保冷剤を食べない方法や、
もし食べてしまった場合の対処法などを見ていきましょうハイ(^-^)/
犬に保冷剤は必要か?
(熱中症を避けるためには必要かも。ただし取扱いに要注意)
Original update by:acworks
年々、最高気温が上がっていく最近の夏ですが、
締め切った部屋の温度はものすごいことになっています。
窓をあけて換気ができればそれほどでもないのですが、
家を留守にするのに窓を開けっ放しにはできません。
家で犬を飼っている場合、締め切った部屋に犬を残していくと
人と同じように熱中症になってしまう確率が上がります(;~〓~) アセアセ
できれば、エアコンをつけたままにして部屋の温度調節をしてあげたいところですが
日中、エアコンをつけっぱなしにするのも、電気代が気にになるところですよね。
そこで活用したいのが「保冷剤」です。
夏場に冷たい食品を持ち帰る時に、
凍らせた保冷剤を入れてくれると思うのですが、アレを使いまわします。
飼い犬の熱中症を避けるためにも、保冷剤を活用しているという人は多いものです。
犬にそこまでする必要はあるのか、
という意見もありますが、愛犬は家族そのものですよね。
日中1人で寂しい思いだけでなく、熱くてぐったりしているのを想像すると、
とても何もせずに出かけるなんてできません。
そんな保冷剤ですが、取扱いには注意しなければいけません。
それは、保冷剤を使用中に愛犬が誤って
保冷剤を舐めてしまうという事件が起きているからです。
保冷剤には中毒を起こすエチレングリコールという成分が入っています。
これを舐めたり、食べたりすると犬は中毒を起こし、
発見が遅れると死につながる重大な危険性を持っているのです。
本来保冷剤はパックに入っているので人には分からないものですが、
ニオイに敏感な犬にとっては、甘い匂いを感じるそうです(゚∇゚ ;)エッ!?
その結果、「これは美味しいものだ!」と判断して、
あっという間に袋を開けて舐めてしまうのです。
もし犬が保冷剤を誤飲してしまったら、すぐに動物病院に連れて行く必要があります。
しかし飼い主が外出中では、
それに気づくことが出来ずに発見が遅れ、愛犬の命に関わる事態になってしまうのです。
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犬が保冷剤を飲み込んでしまったらどうする?
(参考:http://ume-siba.com/?p=118)
保冷剤の怖いところは、舐めた時に「甘い味」がすることです。
そして甘いもの=美味しい食べ物ということで、犬も完食してしまいます。
実際には猛毒を含んだ食べ物であるのに、すぐには症状が出ないので
後で気づいた時には死に至る可能性も高いところが、とても怖いですね( ̄▽ ̄;)!!ガーン
愛犬が誤って保冷剤を食べてしまった場合、どのように対処するのがいいのか。
保冷剤を使うつもりでいるなら、知っておくべきことです。
まず、犬が保冷剤を飲みこんでしまうと、中毒を起こし数時間後に何らかの症状が出ます。
大抵の場合、誤飲してから30分~1時間後には中毒症状が現れ始めます。
食べてしまった量にもよりますが、
嘔吐や多飲多尿などが始まり「なんか変だな」と感じ始めます。
そのうち歩くだけでもフラフラしていたり、意識が朦朧として、目がうつろになります。
酷くなると神経症状や血尿が出たり、脈や呼吸が速くなるなど様々な症状が引き起こされます。
熱中症の症状にも似ているので勘違いしやすいのですが、
実は保冷剤を食べていたという場合があるので注意しましょう。
最終的にはエチレングリコールが原因で
体内にシュウ酸カルシウムが産生されて腎臓に大きなダメージが加わります。
結果、腎不全で命を落としてしまうのですΣ(|||▽||| )
もし愛犬が保冷剤を食べてしまったと気づいたら、すぐに動物病院に連れていきましょう。
保冷剤を食べてしまった場合、保冷剤の袋が残っているはずなので、
その袋も一緒に持っていけば獣医師にとって判断しやすくなります。
動物病院に行くことで適切な対応を行われるとは思いますが、
保冷剤を食べてしまった以上、助かるかは別の問題です。
また、帰宅したら様子がおかしいから、慌てて動物病院に連れて行った場合、
獣医師はすぐに「保冷剤の誤飲」とは判断ができません。
保冷剤の誤飲による結果なのか、それ以外の理由なのかは、
飼い主であるあなたが状況を見極めて申し出ること、
それが愛犬を助けるための近道になるのです(゚д゚)(。_。)ウン!
犬が保冷剤を誤って飲み込まないようにするには?
(外出時は保冷剤を手の届かないところで保管する。
口に入るような小さいタイプの保冷剤を使用しない、タオルで包んで使用する等)
Original update by:acworks
愛犬の保冷剤の誤飲は一歩間違えると、愛犬の死に繋がります。
飼い主としては愛犬が保冷剤を誤って飲みこまないように、対策を考えることが重要です。
1番良いのは、外出時に保冷剤を使わないことです(~ヘ~;)ウーン
保冷剤は必ず愛犬の手の届かない場所に保管して、目に触れさせないことが必要です。
背の低い冷蔵庫では、大型犬だと自分で開けてしまう可能性があるので、
必ず愛犬が絶対に取り出せない場所、見つけ出せない場所にしまっておくようにしましょう。
どうしても熱中症対策として保冷剤を使うのであれば、
口に入ってしまうような小さな保冷剤は使わないことと、
保冷剤をそのまま使用するのではなく、
タオルやハンカチにしっかりと包んで使用することです。
バンダナなどで保冷剤を包んで、愛犬の首に巻きつける方法がよく使われますが、
絶対に首から落ちないように、また落ちても袋を開けられないような工夫が必要です。
また事前に、使用する保冷剤の成分をチェックしておくことも大切です。
謝って飲みこんでしまった際の、飲みこんだ量の目安になります(゚-゚;)オロオロ(;゚-゚)
愛犬を留守番させるなら、保冷剤よりも冷感マットやエアコンなどを
上手に使って熱中症対策をする方が安全です。
大切な愛犬を危険から守ることが出来るのは、
他でもない飼い主であるあなたであることをお忘れなく。
まとめ
いかがでしたか?
愛犬の暑さ対策にエアコンではなく、お手軽な保冷剤を使うという人は多いです。
しかしお手軽なだけに保冷剤には、
猛毒ともいえる成分が含まれていることを知っておきましょう。
そしてもし愛犬が誤って保冷剤を舐めてしまった場合、
発見が遅れれば最悪、死に至るのです。
そうならない為にも、保冷剤の危険性や
もし誤飲してしまった場合の対処法をしっかりと頭に入れておきましょう。
できれば保冷剤以外の方法で、
愛犬の熱中症対策をしていきたいものです(*゚▽゚*)


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